4.24.2015

On the knee


傘を片手に話かけようとしゃがんだらすぐに、僕の膝に飛び乗ってきた。
適当に足元を慣らし、濡れた身体を軽く毛繕いをして、
まだ小さい体を固く丸めて、小一時間、膝の上で寛いだ。

伝わってきていた体温が心地良く、離れたあとに寂しく思えた。
ある小雨降る夜。

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